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SONY VAIO PCG-GR9/KへのFreeBSD-4.3R with XFree86-4.1.0のインストール
updated on 12th Sep 2001
1)準備 FreeBSD
SONY VAIO PCG-GR9/Kには30GBytesのHDDが用意されているが、
Cドライブ: 9GBytes
Dドライブ: 20GBytes
のように容量がパーティションに割り振られている。Cドライブには Windows2000 Professionalのシステムがインストールされているので、 なるべくなら作業用のDドライブにFreeBSDを押し込んで置きたい。
2)インストール FreeBSD
  1. GR9にビルトインのCD-RW(DVD-ROM)ドライブからインストールCDでブートする。 (UNIX USER 2001年7月号付録等)
  2. インストール手順に従い、Dドライブを領域開放。
  3. そこに今回は15GBytes(半分の容量)程度の領域をFreeBSDスライスとすることに。
  4. Xについてはビデオカードの問題もあるので、インストールはしない。
  5. インストールメディアとしてもビルトインドライブが認識できるので問題なく UNIX本体自体はインストールできる筈。
3)ネットワーク FreeBSD
PCI接続の内臓ネットワークボード(IntelPRO 100 VE)は残念ながら認識できず、 仕方なくPCカードによる接続を試みました。が、何故かうまく外に出ていきません。 そこで、FreeBSDのML等から記事を見つけ出し問題解決できました。 以下にそのノートを示します。

[FreeBSD-4.3RでNE1000系10BaseTのPCカードを使う]
SONY VAIO PCG-GR9/KにFreeBSD4.3Rを導入してネットワークにつなげようと したら、内臓のPCIカードは認識できず、 PCカードで行うこととなった。 手持ちにある、Allied Telesis LA-PCM-T V2を用いたところ、device timeout でネットワークに接続できず。そこで、Web検索してみたところ、4.3Rでは ed系のデバイスで10BaseTのカードが動かないようで、スクリプトを一つ噛ま せないといけないらしいことが判明。10オンリーのHUB でのネゴシエーション もうまく行かないらしい。

  1. fa_select.cをコンパイル
    Last Netgear's FA410TX pcmcia ethernet card and FreeBSD 4.xから入手
  2. /usr/local/etcなどにfa_selectとして実行形式を置く
  3. pccard.confを書き直す
    card "Allied Telesis" "LA-PCM-T V2"
    config auto "ed" ?
    insert /usr/local/etc/fa_select $device 3
    insert /etc/pccard_ether $device start
    remove /etc/pccard_ether $device stop
  4. SU# reboot
上記の処方を行えば、10Base-Tのカード、HUBでもネットワーク利用できます。
4)XFree86 FreeBSD
最新版の4.1.0を試してみます。
# XFree86 -configure
は失敗に終わります。ですから、xf86config等で雛形を取り敢えず作る必要 があります。
portsにある4.0.3も試してみましたが、同じで、configファイルを作成して それを手直しして試行するのみでした。
  1. 4.0.3の上で動くことを確認
    しかし、netscape等のコンパチが悪く、compat22、3X、4Xと入れても動作せず。 XFree86-aoutlibも勿論入れていた。 導入したnetscapeは4.76だったので、これのportsを調べたところ、現在、 aoutlibのバージョンは3.3.6_9とのこと。それでlibm.so.2でエラーになる ものと思われる。packageメニューから入れられるaoutlibは3.3.3であった。
  2. 4.1.0の導入
    4.0.3ではnetscapeの動作が難しいと判断し、UNIX USERの付録CDから4.1.0を インストール。
    ※mozillaは4.0.3上でも動作するのでそちらを利用するのも良いかも。
    4.0.3で動作が確認できたXF86Configファイルを使ってみると、 一見した所では問題なく動作しました。ここに、XF86Configファイルを掲載して 置きます。
    
    Section "Module"
        Load        "dbe"
        SubSection  "extmod"
          Option    "omit xfree86-dga"
        EndSubSection
        Load        "xtt"<-----TrueType Serverを用いる
    EndSection
    
    Section "Files"
        RgbPath	"/usr/X11R6/lib/X11/rgb"
        FontPath   "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/ttf/"<----- TrueType Font
        FontPath   "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/75dpi/"
        FontPath   "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/100dpi/"
        FontPath   "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/local/"
        FontPath   "/usr/X11R6/lib/X11/fonts/misc/"
        ModulePath "/usr/X11R6/lib/modules"
    EndSection
    
    Section "ServerFlags"
    EndSection
    
    Section "InputDevice"
        Identifier	"Keyboard1"
        Driver	"Keyboard"
        Option "AutoRepeat" "500 30"
        Option "XkbRules"	"xfree86"
        Option "XkbModel"	"jp106"
        Option "XkbLayout"	"jp"
        Option "XkbOptions"	"grp:caps_toggle,ctrl:swapcaps"
    EndSection
    
    Section "InputDevice"
        Identifier	"Mouse1"
        Driver	"mouse"
        Option "Protocol"    "MouseSystems"
        Option "Device"      "/dev/mouse"
        Option "Buttons"		"3"
        Option "Emulate3Buttons"
        Option "Emulate3Timeout"    "50"
    EndSection
    
    Section "Monitor"
        Identifier  "Mon0"
        HorizSync   31.5 - 82.0 <-----同期はもっとも範囲が広いものを選んだだけ
        VertRefresh 40-150 <----- refreshレートはマニュアルによると60Hz
    EndSection
    
    Section "Device"
        Identifier	"Standard VGA"
        VendorName	"Unknown"
        BoardName	"Unknown"
        Driver     "vga"
    EndSection
    
    Section "Device"
        Identifier  "ATI"
        Driver      "vesa"<-----"ati"や"atimisc"では動作せず
        BusID	"PCI:1:0:0"
        VideoRam    4096<-----本来は8192KBytes
    EndSection
    
    Section "Screen"
        Identifier  "Screen 1"
        Device      "ATI"
        Monitor     "Mon0"
        DefaultDepth 16<-----24bppでも作動するが色抜けが起きる
    
        Subsection "Display"
            Depth       16
            Modes       "1400x1050"
            ViewPort    0 0
            Virtual     1400 1050
        EndSubsection
        Subsection "Display"
            Depth       24
            Modes       "1400x1050"
            ViewPort    0 0
            Virtual     1400 1050
        EndSubsection
    EndSection
    
    Section "ServerLayout"
        Identifier  "Simple Layout"
        Screen "Screen 1"
        InputDevice "Mouse1" "CorePointer"
        InputDevice "Keyboard1" "CoreKeyboard"
    EndSection
    
    ※マウスは3ボタンのものをUSB接続で使っています。
5)SONY Memory Stickの利用 FreeBSD
MagicGateのスロットで使いたいところですが、GENERICなkernelでは認識 できていないようなので、取り敢えずPCカードを用いて利用してみます。
※camcontrol devlistやusbdevs -vでも追跡できず。
/etc/defaults/pccard.confにあるようにataドライバで利用できる仕様で す。いざ、PCカードスロットに差してみると、デバイスはat8に割り付けら れます。で、/devを覗いて見ると案の定、at8はありませんから、

# cd /dev
# sh ./MAKEDEV at8
として、at8デバイスを作成します。この後ならば、

# mount -t msdos /dev/at8s1 /mnt
等で、mountできます。また、/etc/fstabに、

/dev/ad8s1   /mass    msdos   rw,noauto    0     0
のように追加して、/massを作成して

# mount /mass
で使えるようにしておくと便利です。
6)その他アプリケーション FreeBSD
  • スケジュール表planを日本語環境で使う
    1. パッケージからインストール
    2. plan -d >> .Xdefaults等でリソースファイル作成
    3. .Xdefaults内のFontの設定、例えば、
      plan*jNoteFont: ky12
      とすれば、自分の好きな大きさのTrueTypeの表示が可能。ここで、ky12は 教科書体のalias。
    4. XIMによる日本語入力は、他のソフトと同様に、例えばvjeを使う場合は、
      plan*inputMethod: vje
      plan*IMProtocol.locales: ja_JP.EUC
      とする。

  • netscapeで日本語印刷
    1. 「名前を付けて保存」からPostScriptに保存すると文字化けする
    2. 「印刷」→「ファイル」で「印刷」ボタンを押して作成すると問題なし

  • CD-R,RWドライブを使ってCDを作成
    1. ISO9660イメージファイルを作成
      % mkisofs -a -d -N -D -R -T -V "Data" -P "by H.T." -o iso_file target_dir
      ここで、iso_fileが作成するファイル名、target_dirはイメージ化するディレクトリ あるいは、ファイル
      主なOptions:
      -a 全ファイルを取り込む、バックアップファイルも
      -d ファイル名最後尾ついたピリオドを無視
      -N ISO9660ファイル名からバージョン番号省く
      -D ディレクトリ階層が深くてもそのままfileに
      -R RockRidgeディレクトリ情報を作成
      -T ロングファイル名が扱えないシステム用変換テーブル(TRANS.TBL)作成
      -V CD-R/RWにつけるVolume ID
      -P CD-R/RWの作成者に関する情報
      -o 作成するイメージファイル名
      ※-V,-P以外は指定しておく方が良い、mkisofsはpackageからinstall
      CDから直接作成する場合は、
      % dd if=/dev/acd0c of=iso_file
      も利用できる

    2. vnでファイルの確認 次のvnconfigで作成したイメージファイルを確認する
      % vnconfig -c /dev/vn0c iso_file
      % mount_cd9660 /dev/vn0c /img
      で確認した後、
      % umount /img
      % vnconfig -d /dev/vn0c iso_file
      /tmpディレクトリにmd5ファイルを作成し、比較
      % md5 /img/iso_files > /tmp/iso.md5
      % md5 /data/target_files > /tmp/target.md5
      % diff /tmp/iso.md5 /tmp/target.md5

      % diff /img /data > /tmp/diff.log

    3. burncdでCD作成
      % burncd -f /dev/acd0c -s 4 data iso_file fixate
      -f CD-R/RWのデバイスを指定
      -s 書き込み倍速指定
      ※GR9/K用のdriveの場合、RWが4倍、Rが8倍
      data 書き込み種別、音楽CDならaudio
      fixate 書き込み後の定着オプション(必須)

      % burncd -f /dev/acd0c blank
      blank CD-RWのメディアをブランク化(物理的には消していない)
      erase CD-RWのメディア内のファイルを物理的に消去


By Takashima,H. as crenshaw@geocities.co.jp, YOKOHAMA, JAPAN