研究概要
  • 卒業研究
 3年次に所属する研究室を決定し、卒業研究を行うための基礎を習得します。 これは、もちろん就職活動にもよい結果が得られるような知識や体験にもなります。 さらに4年次では、あるテーマについての研究を進めます。その研究成果を論文としてまとめ、 発表します。各研究室の人数は10人前後です。

  • 興味を深める研究室での研究(一例)
 8の研究室があります。所属された研究室で、教員との相談によって研究テーマが決められます。 下記は各研究室のテーマ例です。

宇宙空間における加工技術の研究

 日本政府は、国際協力による月探査計画への参加を決めました。そこで、宇宙空間での加工技術研究を進め、地上の製造技術向上も目指しています。 中でも電解加工は材料硬度に無関係、工具電極が無消耗、加工変質層が無発生などの利点があり、曲がり穴加工もできるため、宇宙空間における電解加工技術の研究を進めています。
機械工作研究室
内山 光夫 教授
ヒーリング効果向上のための犬型ロボットの動作制御とその評価

 高度化された見た目も可愛いロボットが、人間に対する癒し効果、ストレス解消、健康増進を与えることが臨床医学的にも検証されています。 ここでは、犬型ロボットのAI化を進展させ、ヒーリング効果の高い動作制御の実現を取り組みます。
計測制御研究室
金田 徹 教授
サービス作業での人/ロボットのワンチームアプローチの研究

 サービス作業での労働力不足の解決には、人とロボットの協働作業が必要です。例えば介護作業では、人とロボットが一つのチームを作り、体を支える役、言葉がけをする役、といった各役割分担に基づいた連携をとる必要があります。 ここではチームを作るための役割分担法や連携方法、評価方法などの新しい技術を構築します。
機械情報工学研究室
小松 督 教授
プラスチックごみの有効利用法の開発

 プラスチックごみを再成型するマテリアルリサイクルと、電力を得るサーマルリサイクルの両者に取り組んでいます。 サーマルリサイクルでは、プラスチックごみを熱分解して油に変えてディーゼル発電機に適用させる手法を採用し、分解油自体が熱分解の自己燃料となり、外部からエネルギーを必要としない特徴があります。
内燃機関研究室
武田 克彦 准教授
伊東 和彦 非常勤講師
ループヒートパイプの研究

 ループヒートパイプ(LHP)は人工衛星など宇宙用の高信頼性冷却デバイスとして研究・開発されてきました。 当研究室では、LHPを地上用に応用展開する際に問題となる起動・停止特性を把握すると同時に、不安定動作を改善する研究をおこなっています。
熱工学研究室
辻森 淳 教授
転がり軸受の耐焼付き性能向上に関する研究

 機械のダウンサイジング化および省エネルギー化をおこなうためには、転がり軸受の小型化やそこに使用される潤滑油の低粘度化が必要です。 しかし、これらは焼付き性能の低下を招くことになります。 そこで、軸受構造の変更や、潤滑油へ新しい添加剤を配合することによって、耐焼付き性能の向上を目指します。
機素材料力学研究室
堀田 智哉 専任講師
PIV法による潤滑油流れの可視化と低摩擦しゅう動面の設計

 本研究では、PIV法と呼ばれる流体の流れを可視化・解析する手法を用いて、普段見ることの難しい摩擦面での潤滑流体の流れを明らかにしています。 航空機や自動車などの身のまわりの機械の摩擦低減に、これらの成果を応用することが期待されています。
トライボロジー研究室
宮永 宜典 准教授
マイクロ流体デバイスを用いた金属ナノ粒子合成プロセスの研究

 微細流路を有するマイクロ流体デバイスは化学合成、化学分析を高効率に実施できることが知られています。 本研究では半導体微細加工技術により、ガラス基板上に微細な流路を形成したガラス製マイクロ流体デバイスを設計・作製し、そのデバイスを用いて金属ナノ粒子を高効率に合成するプロセスを研究しています。
材料加工プロセス
研究室

柳生 裕聖 教授