2009年度修士論文概要

櫻井宏恵、建築とファッション-身体・空間・アイデンティティ
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2009年度卒業研究(論文・設計)概要書

shibata

lethi

igarashi

sasazaki

nakamura

hosoya


ogata_group
http://ogtstudio.exblog.jp/i19/

ando

endo

ogura

12/16:2009年度「卒業研究」年内最終打ち合わせ

2009年12月16日(水)、年内最後の打ち合わせを行います。
16:30~18:20@デザインラウンジ。
終了後、小形先生のグループと一緒に、「納会」を予定しています。

11/18

11月18日:
11/11、中間発表以降のレヴュー。設計の4名の現状とこれから。
作品提出日の1月22日から逆算して、スケジュールを立てる。
最終提出物のイメージ(プレゼンテーションのプロダクト)をつねに念頭に置き、作業を並行して進めること。
年内に、模型を完成させ、年明けからは、図面に集中する。

1)igarashi:
・周辺を含む敷地図と模型を1/200で作成すること。
・建物の内容(プログラム)を決める。
 プレイルーム(幼児用):100㎡。
 各種スタジオ:手芸室(50㎡)、工作室(50㎡)、絵画室(50㎡)、音楽室(100㎡)、料理室(50㎡)。
 食堂:50~100㎡。
 体育館:約500㎡+更衣室、シャワー室など。
 その他、ラウンジ、ロビー、エントランスホール、事務室(管理室)、トイレ、倉庫など。
・敷地へのアプローチとアクセス、建物の配置をスタディする。
・外部空間の利用。
・駐車場。

2)nakamura:
・1/500で敷地全体を考える。
・現状の街並みのうちで、活かす部分、変える部分、新たに付け加える部分など、複数の層の重なりによって、全体を構成するように考えるべきではないか。
・すべてを白紙にしてしまうということではない。
・いくつかの図式的なシステムは、この敷地の現状に新しくかぶせられる層として考え、既存の状況との「干渉」をデザインする。
・当初からのテーマ、すなわち、住宅と道路との関係、商店と道路の関係、都市的な環境の中での「集落的な空間」づくり、などのテーマを再確認すべき。
・「表」の大通りに面した部分、江ノ電の駅、細い路地、行き止まりの路地、樹木、空き地、大規模な建物、などなど。
・建物:1/100、インテリア、装置など:1/50、など、スケールが異なる表現も必要。

3)sasazaki:
・「本」のまちに住む。
・初期のテーマは、維持すべき。形はいくらでも変えていいが。
・「キャベツの葉」の構造。薄い膜のような壁と壁の間の空間。ちょうど「本」のページのように・・・。
・1/200で敷地全体の模型を製作中とか。これをどんどんスタディに活用すべき。
・大きな「本棚」が街区の輪郭の一部を形作る。その「間」やその「中」に、住むための場所や本のための場所などを作る。

4)hosoya:
・ビーチで横たわる(≒寝る)場所。
・OFFのBEACH(秋、冬、春)。
・移動する装置、仮設、建物(小屋)と家具や装置の間のスケール。
・ゆったりと間隔を取りながらゆるやかに群れをなす。
・使わないときに収納する場所(大きな倉庫?)。
・移動の手段。車輪つき?海から船で?。

11/04:中間発表審査リハーサル+11/11にむけてのコメント

レティ
・論文タイトル(研究題目)案:
「ベトナムと日本の古代的都市について―古代中国の"都城思想"の変容」
・論文の構成(案):
序章:研究の動機、目的、対象、方法など。
第1章:アジアの古代都市―コスモロジー(宇宙論)と都市
第2章:古代中国の"都城思想"と都市
第3章:ベトナムにおける古代的都市―タンロン(昇龍)とフエ
第4章:日本における古代都市―藤原京・平城京・平安京
第5章:古代中国の"都城思想"の変容―ベトナムと日本の比較
結論
・事例として取り上げる各都市の成立年代を明記すること。
・各都市については、立地、規模、方位、構成要素、その他の共通項目を設定して類似点/相違点を記述すること。
・参考文献リストを添付する。
・既に作成したものに加えて、タイトル(仮)、論文構成、比較項目、参考文献リストなどを追加すること。


シバタ
・論文タイトル(案):
「横浜市の臨海部都市公園における施設のあり方について―山下公園をよりよくするために」
・論文構成(案):
序論:研究の動機、目的、対象、方法など
第1章:山下公園―レストハウスのあり方の問題を出発点として
第2章:象の鼻パーク
第3章:臨港パーク
第4章:ポートサイド・ウォーターフロント・パーク
第5章:赤レンガパーク
第6章:大桟橋ターミナル
第7章:横浜公園
第8章:根岸森林公園
結論:山下公園の改善について
第1章~第8章の記述において、場所、立地、沿革(歴史)、規模、形態、諸施設の実態、主な利用者と利用形態など、共通の項目を設定して、比較しやすいようにすること。


ホソヤ
・プロジェクトのタイトル(案)
「ビーチ・リトリート」
・計画の目的:
都市生活者が日常の時間・空間から一時的に「現実逃避」して、一見「無駄な時間=実は貴重な時間」をすごすための「場所」を、「ビーチ」につくる。
・優雅で広々としたものではなく、狭くてほとんどなにもないような「秘密基地」。
・リトリートretreat:隠れ家、隠遁所、庵(いおり)。
・あえて「ビーチ」につくることの意味はなにか。船のようなもの。「島」。
・部屋というよりもかぎりなく「モノ」に近いもの。プロダクト的なもの。
・小屋のような大きさ、テントのような仮設性、移動可能なモノ。
・この計画は特定の場所でなくても成立可能なものとのことだが、「ビーチ」という設定が変わらないのであれば、固有の場所を、あえて一例選んで計画を進めた方が、分かりやすいのではないか。
・参考作品として、Steven HOLL,SOKOLOV RETREAT St.Tropez, France 1976のプロジェクトをあげておく。
・敷地もしくはスタディ模型。


ナカムラ
・プロジェクトのタイトル(案):
「テリトリーの生成―商店・住居・道@カマクラ」
・道と住居あるいは商店の関係を「テリトリー」の変容という観点から観察してきた。
・2つ以上の空間の境界で生じる、大きさ(量)、力、方向性(空間のベクトル)など、「テリトリー」の変容に関係する属性(プロパティ)を精緻に捉えきることが、重要ではないか。
・計画の対象として選んだエリアについて、上記の観察を徹底すること。
・また、対象敷地内に見られる商店/住居/道の関係以外の要素、たとえば、江ノ電の駅、線路、空地、植樹、路地、囲障などについても注目すると、プロジェクトはより豊かになるであろう。
・敷地の模型+スタディ・モデル。


ササザキ
・プロジェクトのタイトル(案):
「本のマチ―神田神保町(古)書店街の再構築」
・対象とした街区のプロパティについて、「床の用途」と「建物の築年代」を基準にした分類をおこなっているが、このことをどのように評価するか、プロジェクトにどう組込むかが課題。
・「細分化」という形成プロセスは大きなヒントになるのではないか。
・ケーススタディしたものをどのように位置づけるか。
・さらに、プログラムの複合化(書店/住居/非書店、本をめぐる多様な活動の導入)、建物と街路との関係など、手がかりとなる要件は多彩である。
・敷地(街区全体)模型。


イガラシ
・プロジェクトのタイトル(案):
「鎌倉市由比ガ浜地区に建つ青少年交流センター」
・テーマ:「視覚/聴覚/触覚」を喚起して「コミュニケーション」を高めることが出来る主に地域のこどもたちのための場所をつくる。
・施設のプログラム(どのような空間が必要なのか)をさらに検討する。
・ケーススタディとして調べた事例を「批判的に」活用する。
・敷地の特徴、たとえば、海が近いこと、隣接して公園があることなど。
・宿泊できること、一緒になにかを行うことができること、なにかを作る、など、具体的な活動をいくつか設定する必要があるのではないか。
・たとえば、かつて地域の人々のつながりを体現していた「お祭り」などのようなものの、現代的なあり方を探ってみてはどうか。
・1)テーマについて、2)プログラムについて、3)敷地について、4)ケーススタディについて、+敷地周辺模型(1/1000程度)。

11/04:中間発表審査リハーサル

11月4日(水)
15:00~16:00、論文2点。
16:30~18:30、設計案4点。
11月11日の中間発表審査のリハーサルを行う。
所定の提出物を準備し、時間内で発表を行う。

10/28_prelim. pres.#03

レティ
ベトナムの歴史年表と地図


シバタ
山下公園の沿革(略年表)と大桟橋旅客ターミナル


イガラシ
計画敷地の概要とプログラムの方向性、およびケーススタディ2点。


ナカムラ
計画敷地の概要、敷地内建物の分類、通り沿いの景観連続写真。


次回、10/28(水):中間発表(その3)

次回、10/28(水):中間発表(その3)
論文(2名):15:00~16:00。
設計(4名):16:30~18:30。
とします。
10/21の発表についてのコメントを参考に準備すること。
また、設計に取り組んでいるメンバーは、11/11の中間発表審査会に提出する敷地模型(案)を提示すること。

10/21:prelim.presentation#02 中間発表(その2)

イガラシ

・鎌倉市の由比ガ浜地域と材木座地域のフィールドワークを行なった。
・計画敷地は現「鎌倉海浜公園(由比ガ浜地下駐車場)」(約15000㎡)とこれに隣接する現「由比ガ浜パーキング」(約3000㎡)。合計約18000㎡。
・計画する施設は「交流施設」と公園(子供が遊ぶ場所)。
・ケーススタディのために訪れた施設は「横浜市東永谷地区センター・地域ケアプラザ」(設計:伊東豊雄建築設計事務所)。
・視覚、聴覚、触覚に関わるスキルを身につける場所。
・公園の下に施設を造るというアイデアがある。
コメント:
・この「交流施設」の使用者はだれを想定しているのか?→主に近隣地域の住人(0歳から18歳までの子供・青少年たち)。ただし、この地域以外からの来訪者も含む。
・なぜ「交流施設」なのか?
・施設の規模に対して、敷地の規模が大きすぎないか?
・計画地の選定は適切か?現「鎌倉海浜公園(由比ガ浜地下駐車場)」には地下構造物があり、地上に建築物を新たに造るには大きな制約がある。
・鎌倉市内の同種の施設を調べること。場所、使用状況、規模、施設の構成。
・敷地は、現「由比ガ浜パーキング」(約3000㎡)に限定した方が良い。
・計画規模も、この敷地に適合する規模にした方が良い。
・子供や青少年の諸感覚の陶冶は、個別の感覚ごとに考えられるべきではなく、総合的な相互作用の全体としてとらえるべきであろう。
・上記を目的とする施設は、果たして「交流施設」なのか?
・敷地情報について、グーグル・マップからダウンロードした航空写真だけでなく、実際に敷地を訪れて観察し、地上レベルの視野から得られるものや、縮尺が明確な地図など、よりリアルなものを活用すること。
・敷地の周辺を含む、模型の制作も必須である。


ササザキ
・篠原聡子の「住宅の境界」を読む。
・西沢立衛+妹島和世の「曲線について」のトークを読む。
・平田晃久+藤本壮介の青山病院跡地再開発の架空プロジェクトを調べる。
・伊東豊雄の台中オペラハウスと平田晃久の「sarugaku」を調べる。
・計画地内の「本」関係の施設はすべて残し、「本」関係以外の施設および道路や空地部分を含めた街区全体をひとつの建物にするというアイデアがある。
・計画敷地(約3ha)の1/500敷地模型を制作中。
コメント:
・この計画において、「本」というものはどのように扱われるのか?→重要な要素であると自覚しているが、現時点では、考察中。
・参考例として、伊東豊雄「The New Deichmanske Main Library」(コンペ案、GA Japan、98)。


ナカムラ


・4年春のスタジオでテーマにした「住宅と歩行空間(道)との関係」のスタディを、「商店と歩行空間(道)との関係」に置き換えて検討しなおすことがテーマになる。
・「テリトリーの感覚」に関心がある。
・敷地としてのエリアをほぼ確定した。
・コンセプトモデルを2種類作成した。
コメント:
・(前面)道路と建物との関係を一貫してテーマにしている点は良い。
・より具体的には、道路の幅、建物のファサ―ドの様相、開口部やディスプレイ装置、可動、仮設の要素、テクスチャ、陰影、素材、色彩などが関与するであろう。
・敷地の範囲の中に、江ノ電の無人駅や奥まった路地などが含まれるので、プロジェクトはより複雑になるが、多様さも内包するので、豊かになると思う。
・2種類のモデルは、相異なる周辺状況を想起させるので、今後、展開・発展させると良いだろう。
・適切なスケールの現況模型を作成すること。
・施設のプログラムや対象敷地内のポイントを決定してゆくこと。


ホソヤ

・前回(9/30)とほぼ同じ内容の説明。
・「なにを、どこに、なぜ、いかにして」つくるのか?『卒業研究』のプロジェクトはこれに尽きる。
・「海を感じること」という抽象的な話にいつまでもとどまっていては、プロジェクトは一向に進まない。
・メモにある1)海辺(浜辺?砂浜?)で使うもの、2)海辺で過ごす「場所」、3)海辺へ向かう空間、の3つは、どれかではなく、すべて「海を感じる」ことに結びついている。後はそれぞれに対してどのような提案をするか、だけである。
・考えてもアイデアが浮かばなければ、同じようなことを考えているものを参考にし、それからどんどん「学べ」ばよい。
・繰り返しになるが、次回までに松本健一『海岸線の歴史』を必ず読んでくること。


レティ

・1802~1945に最後のべトナム王宮があった「フエ」についての発表がなされ、「フエ」と「平安京」との比較が示された。
・論文の構成案(目次案)も示された。多少整理すると以下のようになるのではないか。
・序章:研究の動機、目的、対象、方法など。
・第1章:アジアの都市全般についての概要。
・第2章:アジアにおける「都市」のコスモロジー(宇宙論)的意味。
・第3章:古代中国の「都城思想」と「都市」について。
・第4章:べトナムの都市―タンロン(昇龍)とフエ。
・第5章:古代日本の都市―平安京ほか。
・第6章:べトナムと日本との比較―類似点/相違点。
・第7章:結論。


シバタ

・横浜市臨海部の都市公園―山下公園を見直す
・山下公園を中心に、大桟橋ターミナル、象の鼻パーク、赤レンガパーク、臨港パーク、横浜公園、根岸森林公園などを対象にした、実地調査と比較研究を行う。
・比較項目として以下の項目があげられる。
1)位置、立地、周辺状況など。
2)規模、基本構成。
3)沿革、歴史など。
4)公園内の諸施設。建物、構築物など。
5)主な利用形態。
・必要なデータ、情報、画像や図などの蒐集を早めに終えておくこと。

「卒業研究」11月以降のスケジュール

・中間発表(デザイン系):
2009年11月11日(水)10:40~@デザインラウンジ。
・概要書原稿用紙配布と執筆要領説明会:
2009年12月7日(月)13:00~@EF413。
2009年12月9日(水)18:00~@EF413。
・最終提出(デザイン系):
論文:2010年1月19日(火)13:00@工学館405。
設計:2010年1月22日(金)13:00@デザインスタジオ。
・最終発表審査会(デザイン系):
設計:2010年1月23日(土)13:00~@デザインスタジオ。
論文:2010年1月26日(火)13:00~@工学館401。
・合同審査発表会:
2010年1月30日(土)10:00~@F302 (予定)。
・設計作品記録提出:
2010年2月10日(水)12:00~13:00@工学館405。