特色(理工学部) of 関東学院大学 理工学部 理工学科 生命科学コース


関東学院大学
理工学部 理工学科
工学部 物質生命科学科

ホームページをリニューアルしました!!

 この度、本学生命科学コースのホームページをリニューアルしました。より分かりやすいホームページになるように、ページ全体のレイアウト等を見直しています。以下が新しいホームページへのリンクになります。今後もよりいっそう充実したホームページを目指していきますので、引き続き宜しくお願い申し上げます。

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教育目標

 講義や実験などの実践的な学びを通し、生命科学分野における最先端技術を修得します。基礎を固めたうえで段階的に進む授業では、自らの力で疑問を解決していく能力を磨くことも重視。薬・医・農・エコロジーなど多彩な業界のエキスパートをめざしながら、さまざまな職場に適応できる応用力も育成します。

特色図(理工学部バージョン).jpg

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施設・設備

オリーブテクノセンター

DSC_1490-2.jpgDSC_1490-2.jpg 学内で一番新しい建物で、6号館とも呼ばれています。オリーブテクノセンターには生命科学実験専用の実習室があり、生命科学コースの中心になっている建物です。実習室の他にも生命科学研究室があり、3年生の後半からの卒業研究で毎日利用することになります。また生命科学関係の最新の機器が多数導入されており、研究の拠点になっている場所でもあります。

フォーサイト21

DSC_1485.jpg フォーサイト21では、教養科目、専門科目に関わらず、多くの授業を受けることが出来ます。大きなスクリーンを備えた部屋が多数あるため、コンピューターを利用した授業、セミナー等にも利用されています。また学生が自由に使えるコンピューター実習室もあり、レポート作成等を行うことが出来ます。最上階には周辺を一望出来る展望室があり、昼時になると多くの学生が景色を楽しみながら食事をしています。

生命科学実習室

DSC_0022-2.jpg 生命科学コースでは実践的な学びである実習を重要視しています。生命科学実習室はオリーブテクノセンターにあり、生命科学コースの実習の全てを行っている場所です。即戦力になる人材育成のために、頻繁に利用する機器は可能な限り最新のものを使用しており、実際にそれらの機器を使って実験を行います。実習では25名程度の人数に、教員2名、TA2名の4名で指導にあたっており、少人数教育を実践しています。

安全キャビネット

DSC_0069-2.jpg 安全キャビネットとは、無菌作業を行うための設備で、いわゆるクリーンベンチの上位版です。生命科学実習室には大型の安全キャビネットが2台あり、卒業研究でも利用されています。生命科学の実験において無菌作業は必要不可欠であるため、2年次からの実習で頻繁に利用することにより、無菌作業の習熟を徹底しています。

質量分析機

DSC_0061-2.jpg 質量分析機とは、生体内のタンパク質、脂質、糖などの分子量を測定する装置で、生命科学の研究には欠かせないものです。現在、高分子をレーザー照射でイオン化し直接測定できるMALDI-TOF MS装置と比較的低分子を分析するGC-MS装置の二種類が稼働しています。これらの装置は最先端の研究にも使用しますが、卒業研究や3年次の実習で使用し、学生にもその分析能力を体感してもらいます。

DNAシークエンサー

DSC_0058-2.jpg DNAシークエンサーは、生物の遺伝情報であるDNAの配列を読むための装置です。現在の生命科学に関わる研究では、大なり小なりDNAが関わっていることが多く、DNAの配列を読むことで多くのことが解ります。実際にDNAの配列を読むことは遺伝子工学の基礎であるだけでなく、DNAの物質的正体の理解の助けにもなります。そこで3年次の実習において、実際にこの機器を利用しDNAの配列を読む実験をしています。

赤外吸収分光装置(FT-IR)

DSC_0062-2.jpg 化合物の分子内では、化学結合は振動しています。それぞれの振動の仕方は、赤外線の吸収を測定することで調べることができます。赤外吸収分光装置を用いて赤外光の各波長における強度分布を調べることで、分子にどのような官能基があるか、あるいは結合の強度はどうかなどを知ることができます。この装置を利用して、たんぱく質間の相互作用の解析研究などを行っています。

リアルタイムPCRシステム

DSC_0012.JPG リアルタイムPCRシステムは、分子生物学の研究分野において良く使用される機器で、遺伝子の活性化レベルを調べることができます。分子生物学とは生命現象を分子レベルで理解する学問ですが、この分野では現在どの様なの遺伝子が、どの程度活性化されているかを調べるのが重要になっています。このシステムでは、PCR法というDNAを増幅する仕組みを応用し、活性化レベルが低い遺伝子についても解析対象とすることが出来ます。