ホームページをリニューアルしました!!
この度、本学生命科学コースのホームページをリニューアルしました。より分かりやすいホームページになるように、ページ全体のレイアウト等を見直しています。以下が新しいホームページへのリンクになります。今後もよりいっそう充実したホームページを目指していきますので、引き続き宜しくお願い申し上げます。
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ケミカルバイオロジー研究室
担当教員:飯田博一
研究室の場所:EF館312
ケミカルバイオロジーに関する研究
有機化学を基盤とした生命科学研究である「ケミカルバイオロジー」の分野の研究を進めています。その中でも特に、小分子有機化合物による生体機能のコントロールを目指し、DNA塩基配列選択的なアルキル化剤のデザイン及びその反応性の解析、小胞体ストレス防御ケミカルシャペロンとしての4-フェニル酪酸誘導体の合成と構造活性相関、新規アルツハイマー病治療薬としてのメマンチン誘導体の合成と構造活性相関などの研究を進めています。また、化合物合成の基礎研究として、マイクロ波照射反応や超高圧反応といった特異な反応環境を利用した新規有機化学反応の開発研究も進めています。
卒業研究テーマ
- 2014年度
- ・短工程での4-PBA誘導体の合成
- ・エーテル結合をもつ4-PBA類似体の合成と構造活性相関
- ・アミノ結合をもつ4-PBA類似体の合成と構造活性相関
- ・ビニルピリジンとマロン酸ジエステルのマイクロ波照射Michael付加反応
- ・TMSCNとカルコンのマイクロ波照射下での1,4-付加反応と1,2-付加反応
- ・4-ニトロピロール-2-アミドの選択的なニトロ基還元反応
- ・ディスタマイシンAの合成及び1H NMRと13C NMRの完全帰属
- ・4-PBA誘導体の簡便合成を目的とした反応条件の検討
- ・長鎖Py-Imポリアミド合成を目的としたアミド結合形成反応の最適化
環境衛生工学研究室
担当教員:鎌田素之
研究室の場所:EF館410
水環境中の微量汚染物質の管理、適正な浄水処理技術に開発
我々の身の回りに多くの化学物質が存在するがその多くが水環境中に排出されている。これらの化学物質のリスクを適正に評価し、リスクが高い化学物質については処理方法の検討や環境中への排出を抑制する手法について研究しています。また、我々が毎日使用する水道水が安定して供給されるように浄水処理技術に関する研究を行っています。その他にも、水耕栽培による新しい上、壁面緑化への試みや侍従川での水質分析などで小学校との連携した環境教育にも積極的に携わっています。
関東学院大学ホームページの「一緒に喜ぶ。」のコーナーで紹介されました。こちらからご覧になれます。
卒業研究テーマ
- 2014年度
- ・農薬類の物性情報と出荷量の変化に関する考察
- ・鶴見川底泥の放射性セシウム濃度
- ・神奈川県の河川における農薬の実態調査
- ・水道水中の放射性セシウムに関する調査
- ・鶴見川における農薬の実態調査
真菌学研究室
担当教員:清水由巳
研究室の場所:EF館411
担子菌類と子嚢菌類の分類学的、分子細胞学的研究
真菌類は、真核生物のモデル生物として生物学の基礎研究分野で用いられてきただけでなく、真菌類が原因菌となる日和見感染に注目した医学分野、また真菌類の二次代謝産物に注目し、例えば発酵、カビ毒などに注目した食品分野など、様々な分野でその潜在的な能力が見つけ出され、私たちの生活向上に利用されています。本研究室では、「真菌分類の基準となっている表現型が菌にとってどのように重要なのか」を分類学的、分子生物学的、細胞学的に研究し解明することを行っています。
卒業研究テーマ
- 2014年度
- ・担子菌酵母Cryptococcus neoformansにおける栄養要求性株の取得の試み
- ・担子菌酵母Cryptococcus neoformansの莢膜合成に関与する遺伝子CAP64と細胞外分泌酵素との関与について
- ・コーヒー生豆からのカフェイン耐性菌の分離
- ・コーヒー生豆から分離した真菌のオクラトキシンの検出
細胞生物学研究室
担当教員:尾之上さくら
研究室の場所:EF館203-2
動物細胞を用いた生体反応に関する研究
生命の最小単位は細胞であり、細胞の働きは、発生や分化をはじめとした種々の生体反応と関連しています。当研究室では、種々の生体反応を解析することを目的として、培養細胞を用いたいくつかの研究を行っています。例えば、食品添加物による神経伸長への影響についての研究、食品添加物によるアレルギー反応についての研究、環境とストレス関連遺伝子との相互作用についての研究などです。また動物細胞による有用生理活性物質の産生についての研究も始めています。
卒業研究テーマ
- 2014年度
- ・乳酸菌由来ペプチドグリカンによる免疫活性化能
- ・乳酸菌由来リゾチーム可溶化ペプチドグリカンによるIL-8産生能
- ・茶カテキン類における抗アレルギー作用の比較
- ・ヒト小児神経芽細胞腫由来細胞の突起伸長に対する食品添加物の影響
- ・食品添加物によるヒト小児神経芽細胞腫由来細胞の形態学的変化
- ・ヒト小児神経芽細胞腫由来細胞の細胞変性に対する食品添加物の影響
植物分子生物学研究室
担当教員:近藤陽一
研究室の場所:EF館311
遺伝子工学を利用した植物の仕組みの解明と改良
植物は進化の過程で様々な環境ストレスの感知機構と、それに対応するための防御機構を獲得してきました。当研究室では遺伝学という伝統的な学問と、分子生物学という最新の学問の知識と技術を利用して、これら機構を明らかにしていく事を目指しています。また得られた知見や遺伝子資源を利用して、作物に環境ストレス耐性などの有用な性質を付与する事も試みています。
平成23年度から「SATREPS持続的食糧生産のためのコムギ育種素材開発プロジェクト」にも参画しています。このプロジェクトではアフガニスタンの復興支援の一貫として、アフガニスタン由来のコムギを用いた育種素材の開発を行っています。詳しくはこちらをご覧下さい。
関東学院大学ガイドブック「コンパス2012」で紹介されました。こちらからご覧になれます。
卒業研究テーマ
- 2014年度
- ・Py-Imポリアミド結合判定系の開発
- ・シロイヌナズナの4-PBA添加によるストレス耐性向上の検討
- ・ESTにより転写が誘導されるZAT9::GFP過剰発現体の解析
- ・ZAT9機能欠損型変異体の作製と解析
- ・植物に高温耐性をもたらす有用遺伝子の探索
- ・ゼニゴケのUV-B受容体MpUVR8の組換えタンパク質の作製
- ・ゼニゴケのUV-B受容体MpUVR8の機能解析