【公式】関東学院大学 理工学部 理工学科
生命学系 生命科学コース
 

生命創薬科学研究室

 

飯田 博一 准教授
EF号館 311号室
 

生命創薬科学
研究室 

飯田 博一 准教授
EF号館 311号室

医薬品や化粧品開発の研究

 化学と生命科学を融合させた医薬品や化粧品開発の研究、その中でも特に、有機化学を基盤とした生命科学研究である「ケミカルバイオロジー」の研究を進めています。いくつか例を挙げると、小分子有機化合物による生体機能のコントロールを目指したDNA塩基配列選択的なアルキル化剤のデザイン及びその反応性の解析、小胞体ストレス防御ケミカルシャペロンとしての4-フェニル酪酸誘導体の合成と構造活性相関、新規アルツハイマー病治療薬としてのメマンチン誘導体の合成と構造活性相関などの研究を進めています。また、近年は、国連が定めた『持続可能な開発目標 (SDGs)』に従った省エネルギー条件での化学反応の技術開発も行っており、マイクロ波照射反応や超高圧反応といった特異な反応環境を利用した医薬品や化粧品の単工程合成開発も進めています。

 

 
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卒業研究

2020年度
・トラネキサム酸合成へのマイクロ波照射法適用の試み
・マイクロ波照射下でのDMAP触媒を用いた選択的 1,4-付加反応
・マイクロ波照射によるアクリルアミドのMichael付加反応
・マイクロ波を用いたアミド化反応:ピロールイミダゾールポリアミドの合成
・マイクロ波照射Friedel-Crafts反応によるフルオレン誘導体の合成
・マイクロ波照射下におけるヨウ素と芳香族の求電子置換反応

2019年度
・マイクロ波照射Hofmann転位反応を用いたメマンチン合成への応用
・マイクロ波照射によるMichael付加反応へ及ぼす影響の研究
・マイクロ波照射下での1,4-付加反応と転位反応の機器依存性
・4位をアミノ基に置き換えた4-PBA類似体の効率的な合成
・マイクロ波照射下における酵素を用いた立体的選択なアセチル化

2018年度
・マイクロ波照射加熱下での溶媒の温度と沸点との比較-過熱現象
・マイクロ波照射下でのTMSCNとカルコンの反応の選択性
・マイクロ波照射下でのエステル化反応
・固相触媒開発における固相担体へのエーテル結合導入の検討
・マイクロ波照射反応におけるエーテル結合を用いた再利用触媒の検討
・マイクロ波照射下での1,4-付加反応とβ-ラクタム環への変換
・1-ブロモアダマンタンを用いたメマンチン合成
・4-PBA類似体の合成と藻類細胞への影響
・生命体にマイクロ波照射が及ぼす影響調査のための基礎研究

2017年度
DNA塩基配列に特異的な結合するピロールポリアミドの合成
・カルコン誘導体の合成とアミン類とのマイクロ波照射下Michael付加反応
・ERストレスを防御する4-PBA類似体の簡易合成法の確立
・マイクロ波照射反応における触媒の検討
・マイクロ波照射Michael付加反応における再利用触媒の開発