動物細胞を用いた生体反応に関する研究
生命の最小単位は細胞であり、細胞の働きは、発生や分化をはじめとした種々の生体反応と関連しています。当研究室では、種々の生体反応を解析することを目的として、培養細胞を用いたいくつかの研究を行っています。例えば、食品添加物による神経伸長への影響についての研究、食品添加物によるアレルギー反応についての研究、環境とストレス関連遺伝子との相互作用についての研究などです。また動物細胞による有用生理活性物質の産生についての研究も始めています。
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【研究紹介】(外部サイトnote)
卒業研究
2020年度
・Limosilactobacillus fermentum PGのペプチド組成と免疫活性の関連性
・食品添加物によるヒト結腸癌由来細胞株細胞の形態学的変化
・大腸菌リピドA構造の改変による免疫反応への影響
2019年度
・乳酸菌由来ペプチドグリカンのペプチド組成と免疫活性の関連性
・食品添加物によるNB-1細胞の形態変化
・ヒト小児由来神経芽細胞腫細胞に与える食用タール色素の影響
・ヒト結腸癌由来細胞に対する食品添加物の影響
2018年度
・大腸菌変異株由来LPSの脂肪酸構造とIL-6産生能
・食品添加物の繰り返し投与によるNB-1細胞への影響
・培養細胞における新たな透過型電子顕微鏡用試料作製法の検討
・免疫活性のための高純度ペプチドグリカンの調製
・乳酸菌由来ペプチドグリカンの構造とサイトカイン産生量の関係
・フローサイトメーターを用いたアポトーシスの検出
・大腸菌由来リポ多糖の脂肪酸組成と免疫反応との関連性
2017年度
・大腸菌変異株由来LPSの脂肪酸組成と免疫活性の関連性
・乳酸菌由来可溶化ペプチドグリカンのペプチド組成と免疫活性の関連性
・食品添加物によるNB-1細胞の突起退縮および消失に関する研究
・食品添加物の頻回投与によるヒト小児由来神経芽細胞腫細胞への影響