【公式】関東学院大学 理工学部 理工学科
生命学系 生命科学コース

「卒業研究紹介」は、生命科学コースで2018年度の卒研生がどのような研究に携わっているか、卒研生自身に紹介してもらうコーナーです。生命科学コースでどのような研究を行えるのか、受験生だけでなく、在学生も参考になると思います。ぜひご覧下さい。

2018年度

細菌生化学研究室

 私たちの研究室では、大腸菌や乳酸菌などのバクテリアを使用し、遺伝子組み換え実験や糖脂質の分析などを行っています。その中で、私は、乳酸菌がもつ糖脂質について研究しています。対象となる糖脂質をTLCで精製し、MALDI-TOFマススペクトロメトリーで質量分析をしたりしていますが、構造を決定することが今後の目標です。研究室のこのような研究は、最終的には保湿剤や免疫調節剤としての利用を目指したものであることが、最近理解できるようになってきました。
 (M.K)
細菌生化学研究室

 
 私たちの研究室では、大腸菌や乳酸菌などのバクテリアを使用し、遺伝子組み換え実験や糖脂質の分析などを行っています。その中で、私は、乳酸菌がもつ糖脂質について研究しています。対象となる糖脂質をTLCで精製し、MALDI-TOFマススペクトロメトリーで質量分析をしたりしていますが、構造を決定することが今後の目標です。研究室のこのような研究は、最終的には保湿剤や免疫調節剤としての利用を目指したものであることが、最近理解できるようになってきました。
 (M.K)

細胞生物学研究室

 私たちの研究室では、動物細胞を実験材料として、「食品添加物による複合影響」や「乳酸菌由来成分による免疫調節機能の解析」、「食品中の抗アレルギー成分の探索」を行っています。私の研究テーマは、食品添加物による複合影響についてです。私は、ヒト小児由来の神経芽細胞腫細胞に対して4種類の食品添加物を混合投与した場合の細胞生存率や形態学的影響について、走査型および透過型電子顕微鏡、蛍光顕微鏡、FCMなど種々な機器を用いて解析しています。今後、私たちの研究が食品の安全管理や医薬品開発につながることを願って毎日研究を行っています。
(A.F)
細胞生物学研究室

 
 私たちの研究室では、動物細胞を実験材料として、「食品添加物による複合影響」や「乳酸菌由来成分による免疫調節機能の解析」、「食品中の抗アレルギー成分の探索」を行っています。私の研究テーマは、食品添加物による複合影響についてです。私は、ヒト小児由来の神経芽細胞腫細胞に対して4種類の食品添加物を混合投与した場合の細胞生存率や形態学的影響について、走査型および透過型電子顕微鏡、蛍光顕微鏡、FCMなど種々な機器を用いて解析しています。今後、私たちの研究が食品の安全管理や医薬品開発につながることを願って毎日研究を行っています。

(A.F)
植物分子生物学研究室

 私たちの研究室では、植物や酵母を利用して、遺伝学や分子生物学の観点から、作物に人間に有用な性質を付与できる遺伝子や化合物を見つけ出すため、日々、研究を続けています。
 私の研究は、植物の光に対する応答に関係がある可能性がある遺伝子について、欠損変異体をゲノム編集により作製することがテーマです。ゲノム編集は、世界人口が増加し続ける中で作物の生産量を増やし、食糧需要を満たすために応用できる技術です。自分が作製、研究したことが、もし将来活かされると思うとやりがいを感じます。将来、人々の役に立つことができる研究がこの研究室では待っています。
 (K.S)
植物分子生物学研究室

 
 私たちの研究室では、植物や酵母を利用して、遺伝学や分子生物学の観点から、作物に人間に有用な性質を付与できる遺伝子や化合物を見つけ出すため、日々、研究を続けています。
 私の研究は、植物の光に対する応答に関係がある可能性がある遺伝子について、欠損変異体をゲノム編集により作製することがテーマです。ゲノム編集は、世界人口が増加し続ける中で作物の生産量を増やし、食糧需要を満たすために応用できる技術です。自分が作製、研究したことが、もし将来活かされると思うとやりがいを感じます。将来、人々の役に立つことができる研究がこの研究室では待っています。

 (K.S)
真菌学研究室
 

 私の研究室は、主にカビや酵母などの真菌を研究しています。自分はその中で真菌が作る酵素を研究しています。その酵素がどのように作られているか、どのような特徴を持っているかを調べています。実験をして行く中で、新たな発見をしたり、問題に悩まされたりします。けれども、それが楽しいです。
 (Y.H)

 
 

真菌学研究室
 

 
 私の研究室は、主にカビや酵母などの真菌を研究しています。自分はその中で真菌が作る酵素を研究しています。その酵素がどのように作られているか、どのような特徴を持っているかを調べています。実験をして行く中で、新たな発見をしたり、問題に悩まされたりします。けれども、それが楽しいです。

(Y.H)
動物分子生物学研究室
 
 海老原研究室では、動物の味覚について遺伝子レベルで研究しています。例えば、人からしたら海水はしょっぱいです。ですが、鯨からしたら海水はしょっぱいのでしょうか?世の中では普通に思うこともなぜ?どうして?を考えると非常に興味深いと思います。我々はそういった味覚の疑問について遺伝子レベルから研究しています。
 (K.T)
動物分子生物学研究室

 
 海老原研究室では、動物の味覚について遺伝子レベルで研究しています。例えば、人からしたら海水はしょっぱいです。ですが、鯨からしたら海水はしょっぱいのでしょうか?世の中では普通に思うこともなぜ?どうして?を考えると非常に興味深いと思います。我々はそういった味覚の疑問について遺伝子レベルから研究しています。

 (K.T)
藻類代謝生理学研究室
 

 
 私たちの研究室では、藻類の脂質(オイル)について研究しています。
 たくさんの藻類の中でも、燃料として使用出来る、ハプト藻の中で 5種しか産生されないアルケノンについて研究をしています。アルケノンは、の古海水温の推定にも使われるバイオマーカーです。
 その中で私は、どのような条件でオイルが増えるか、どのような遺伝子が合成に関わっているかを調べています。
 まだ解明されていないことが多い分野であるので、新しい発見が多くやりがいを感じます。
 今後、私たちの研究が次世代のエネルギーとして活かされることを願っています。
 (A.K)

 
 

藻類代謝生理学研究室
 

 
 私たちの研究室では、藻類の脂質(オイル)について研究しています。
 たくさんの藻類の中でも、燃料として使用出来る、ハプト藻の中で5種しか産生されないアルケノンについて研究をしています。アルケノンは、の古海水温の推定にも使われるバイオマーカーです。
 その中で私は、どのような条件でオイルが増えるか、どのような遺伝子が合成に関わっているかを調べています。
 まだ解明されていないことが多い分野であるので、新しい発見が多くやりがいを感じます。
 今後、私たちの研究が次世代のエネルギーとして活かされることを願っています。

 (A.K)
ケミカルバイオロジー研究室

 私たちケミカルバイオロジー研究室では、化学の視点から生命科学の分野に貢献するための研究を行っています。例えば、様々な化合物を低コストかつ簡単で効率的に合成する研究や、医薬品や化粧品などに成り得る化合物の合成と活性の確認などを行っています。反応には、加熱反応と低温反応の両方を使用していますが、その中でも、マイクロ波照射法を用いる少し変わった加熱反応での実験を得意としています。マイクロ波照射法は通常の加熱よりも効率的に反応が進行すると考えられていますので、私たちの研究室ではこのマイクロ波照射法を駆使し、化学の新しい波を生み出せるように日々研究に勤しんでいます。
(Y. N.)
ケミカルバイオロジー研究室

  
 私たちケミカルバイオロジー研究室では、化学の視点から生命科学の分野に貢献するための研究を行っています。例えば、様々な化合物を低コストかつ簡単で効率的に合成する研究や、医薬品や化粧品などに成り得る化合物の合成と活性の確認などを行っています。反応には、加熱反応と低温反応の両方を使用していますが、その中でも、マイクロ波照射法を用いる少し変わった加熱反応での実験を得意としています。マイクロ波照射法は通常の加熱よりも効率的に反応が進行すると考えられていますので、私たちの研究室ではこのマイクロ波照射法を駆使し、化学の新しい波を生み出せるように日々研究に勤しんでいます。

(Y. N.)